こんな税理士事務所は良くない?
料金体系が明確でない
税理士は、仕事をしている時間に人件費が発生して後日その人件費などの請求を行うケースが多いです。この業務にはこれほどの料金がかかると、事前にしっかりと説明してくれる事務所なら問題はありません。
しかし、業務が完了してから、いろいろな別途報酬を請求してくるところもあります。たとえば、税務に関する相談をして、相談が終えてから相談料として支払いを要求するといったパターンです。料金体系を明確にしていない税理士事務所は怪しいと見ていいでしょう。
インターネット環境を利用しない
税理士事務所に限らず、ほとんどの業務ではインターネットやパソコンなどでの業務が当たり前です。税理士事務所のなかにはいち早くネットやパソコンを業務に導入して合理化に成功したところもあります。
しかし、いまだに事務所内にインターネット環境を用意せずに、数十年前の業務形態で仕事をし続けているところもあるのです。そのような事務所は、会計や書類作成においてもすべて手動・手書きなので、ネット環境を利用した作業より時間がかかってしまいます。
サービス業という自覚がない
税理士は高度なスキルと知識が必要な職業です。しかし、依頼してくる個人事業主や法人、一般人はあくまでお金を支払って依頼をするお客様であるので、税理士事務所も一種のサービス業に該当します。
しかし、なかにはサービス業でありお客様あっての仕事という自覚がなく、自尊心を高く持っている税理士もいるのです。
依頼してくる人たちは、税理士に対して「力を貸してくれるパートナー」という認識を持って依頼をする人も少なくはありません。しかし、税理士側が横暴な態度であれば、パートナーとしての良好な関係を築くことはできないでしょう。